独身の時から割と健康には気を遣っていた方でした。しかし、片道約4kmの通勤距離をバスを使わずに往復徒歩通勤したり野菜を多く食べて動物性脂肪を控える一方、「まだ若いから大丈夫」との過信もありお酒や甘いもの・辛いものもを好きなように摂るきままな食生活もしていました。
転機になったのは、「なんとなく健康がすぐれない」「朝起きるのが辛い」と思い始めた更年期に入る数年前。理由もなく気分が落ち込んだり食欲が失せたりして以前よりも体重が減り憂鬱な気分が続きました。元々、肩こりや腰痛持ちでしたが、歳とともにそちらも徐々に悪化して、そのうち膝も痛むようになりました。
そんな折、たまたま受けた市の無料健診で血尿が見られ、担当の医師から何度も再検査するように促されました。医師は膀胱の上皮癌を疑っていたようでしたが、幸い陰性で事なきを得ました。しかし、原因を調べる為に引き続きMRIや超音波診断等を受けるうちに、関節症や腎臓の膿胞、卵巣に張り付いている筋腫など色々な問題があることが分かりました。
人は日々自分の体内で一体何が起こっているのか、どんな異常が進行しているのかを解せずに過ごしているものです。私は日頃の定期健診と生活習慣の大切さに改めて気付かされて以来、健康のために自家製ヨーグルト数種類を作るようになり毎日家族で摂取していることと、ウォーキングなどの適度な運動・美食を控えて栄養バランスの取れた食生活をすることを心がけています。