酸味と清涼感の発酵食品

思い出深いヨーグルト

発酵食品といえば味噌、ヨーグルト、納豆、、、色々ありますが、やはり私にとって一番にヨーグルトが頭に浮かびます。簡単なレシピと一緒に通販で買うこともできます

実は子供のころの私にとってヨーグルトは酸っぱいだけの食べ物でした。学校から帰るとカップに入ったヨーグルトが冷蔵庫におやつとして入っていたけれど、今のように子供用に食べやすい甘い味付けはされていなかったように思います。一口食べるごとにああ酸っぱいーとつぶやきながら食べていました。小学校を卒業すると冷蔵庫にはヨーグルトの姿を消しました。中学で部活もあり家に帰っておやつを食べることはなくなったからです。高校時代、アロエヨーグルトが爆発的に流行ました。が、私の中でアロエといえば家の庭に生えていた草で、虫さされの時に塗るものでした。それをヨーグルトに混ぜて食べるなんて、当時の私には考えられないことでした。

それから長いこと自主的にヨーグルトを食べることはなかったのですが、私がヨーグルトと再会するきっかけは、結婚し子供を授かったことでした。おすすめの飲むお酢と牛乳でヨーグルトのような飲み物に変わるのです。当時つわりがひどく全く食欲がない私をみかねて、夫がヨーグルトなら食べれるのではと買ってきました。つわりでぐったりしていた私は藁にも縋る思いで、ひとさじ口にしました。そうしたら口いっぱいに広がったのはほどよい酸味と気持ちいいまでの清涼感でした。幼い頃感じたあの酸っぱさは記憶の彼方に去り、無心にどんどん口に放りました。というより、今思えば、つわりで弱った体が発酵食品を欲していたのだと思います。

翌日からは、ドライフルーツをトッピングしたり、ネットで妊娠中によい食品を調べ、きな粉をふりかけたり、またグラノラやナッツと一緒に一日何度も食べました。数か月後、無事に元気な女の子を出産しました。離乳食の乳製品はもちろんヨーグルトです。きっと娘もヨーグルトが大好きな子になるだろうと確信しています。ヨーグルトこそ、私と娘を救ってくれた一番の発酵食品なのですから。