毎日の調理の中で、ちょっとした健康の工夫ができると効率的です。これには大きな工夫ではない方が、かえってこつこつと長続きさせることが出来ます。そんな工夫の一つがお酢を取り入れることですが、お酢が体によいのはなぜでしょう。
すっぱい成分が体をしゃきっとさせたりほぐしてくれる、ということはあまり現実的ではないようです。夏場などに食欲を刺激してくれたり保存効果があるのは確かですが、栄養という面から考えると、すっぱさそのものの効果は、それほど大きくはありません。
そこで、お酢を積極的に使いたいけど、すっぱいのはちょっと苦手な人は、一度加熱するとよいです。例えば蒸し野菜にかけるドレッシング作りで、お酢をそのまま使うのではなく、軽くレンジでチンしてから蒸し野菜のドレッシングを作るなどです。このように蒸し野菜のドレッシング作りでは、加熱で風味が飛んでしまう材料もあるので、混ぜ合わせる前にお酢だけチンするのがポイントです。